こんにちは!
吉崎めぐみです。

学年が上がったり進学したりして、いよいよマイ楽器を購入しようとお考えの方も多いのではないでしょうか。
今日はそんな方に必見のアドバイスをご紹介します。

※クラリネットは木管楽器です。
プラスチック製の楽器もありますが、今日は木製のクラリネットの取り扱いについて書いてみます。

新品のクラリネットには「慣らし期間」が必要

実は、新品で買ったクラリネットには使用デビューまでに「慣らし期間」というものが必要なんです。
新品クラリネットの慣らし方については、いくつか大切な注意点がありますので順番に見ていきましょう。

1.いきなり長時間吹かない!

新品の楽器を購入したら、すごくうれしいですよね!
モチベーションも上がって、毎日たくさん練習したくなっちゃいます。

でも、ちょっと待って!

新品の楽器は、まだ毎日たくさん練習することに慣れていません。

いきなり長時間吹くと、水分を急に与えてしまうことになります。
楽器本体にとても厳しい環境になってしまいますし、タンポという繊細な部分に急激に水分が含まれてしまうので買ったばかりのときは長時間の練習には耐えられません。

耐えられないと、大変なことが起こります。
木が割れてしまうんです!

新品の楽器は1日に多くても15分から多くても30分程度の音出しにしておきましょう。

2.曲を吹きたいけど我慢!まずはロングトーンから

この慣らし期間には好きな曲などの練習をグッと堪えて、全ての音でロングトーンをすることをおすすめします。
できるだけよく響かせることに重点をおいてロングトーンしましょう。

このとき、鳴りムラが出来ないように一音一音確かめながら吹きます。
チューナーで音程の確認もしましょう。

3.途中でスワブを何度も通す!

15〜30分の間に、こまめにスワブを通すことも忘れずに!

水分の通り道が同じところに出来てしまわないように、下から水が垂れてくるまえにスワブを通すことが大切です。

4.1日15〜30分の練習を終えたら

念入りにジョイント部分やタンポにたまった水分を丁寧に拭き取りましょう。
このお掃除は必ず、念入りに行います!
木部の割れの防止のためです。
ジョイント部分はスワブではなく専用に布を用意してください。
ガーゼやミニタオルなどなんでも大丈夫です。
タンポの水分はクリーニングペーパーをタンポとトーンホールの間にそっと挟んでキーをパタパタして取り除きます。
ペーパーが挟まったまま抜き取ることはやめましょう。タンポが痛みます!

約1ヶ月が過ぎたらようやく使用デビュー!

この慣らし期間にすべての音域で豊かに響くようにロングトーンしておくことが、これからずっと仲良くしていく楽器のデビューに必要です。

この《1日15〜30分すべての音域で豊かに響かせるロングトーン》を約1ヶ月くらいの間行います。

目安の1ヶ月を過ぎたら、普通に使い始めて大丈夫です👌

もしも途中で管体の割れに気づいたら、すぐに購入した楽器店に持っていきましょう。

新品でしたら保証期間があるはずなので、確認して直してもらいましょう。

1度割れてしまうと、もとに戻すのは大変な時間とお金がかかるので要注意です!

割れてしまったら、素早くリペアに相談してくださいね。

以上、新品のクラリネットを通常使用にデビューさせるまでの流れでした。

これからクラリネットとの長いお付き合い、ずっと仲良くするために丁寧にデビューさせましょうね。

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